エヴァQ感想とか考察とか。
エヴァンゲリオンQの感想とか考察とか行ってみたいと思います。
ストーリーそのもののネタバレはしませんが、いろいろ思いつくままに書くので場合によってはネタバレっぽくなるかも。
一昨日より公開がスタートしているエヴァンゲリオン新劇場版Q。公開になった一昨日からネット上でもネタバレがかなりされてますが、正直そういうの全く見なかったら意味不明な状況になりそうでした(汗
多くの人が言うように展開がぶっ飛びすぎてて意味不明。14年経ってしまっててシンジの混乱っぷりが手に取るようにわかるという感じ。正直気の毒すぎる・・・(汗
ただ、個人的には確かにエヴァっぽいな、という印象。やはり新劇場版の「序」「破」の方がそれまでと大きく印象が違ったのだと思います。でも、コレ一体どう収拾つけるんだろうか・・・という感じがしたのも事実。
とりあえず、アスカとエヴァ2号機の戦いはカッコよかった。
テレビでも公開された序盤の約7分もいいですが、物語後半の第13号機との戦い、エヴァ9号機との戦いも中々。また2号機がビーストモード発動してますが今回はまた異形っぷりがスゴイ。戦いながらどんどん獣っぽくなってる感じで尻尾は得るわ牙は生えるわ(下あごから太いのふたつ)最後自爆する時には手足もなんか虎っぽい感じになってましたね(汗
ですがやむなく自爆させる瞬間「ごめん2号機!」と謝りながら脱出するアスカ。やっぱり2号機のこと愛してますねぇ~
ミサト率いる「ヴィレ」のブンダーの登場も、なんというかナディア好きにはたまらない演出ですよねw
んで、マリの方はというと8号機での見せ場があったりもしましたがどうも謎っぷりが増してますねぇ・・・
なんかいろいろ知ってるっぽいし、ゲンドウのことも「ゲンドウ君」と読んでるのは不思議な感じ。アヤナミレイ(仮)に対しても「オリジナルはもっと愛想が良かった」というセリフを口にしたりと不思議全開。この「オリジナル」に関しては「ユイ」を指してる可能性と「レイ」を指してる可能性の両方がありますが、でも話の流れ的に見るとこの「オリジナル」ってのはやっぱりユイの方のこと言ってるんじゃないかなぁ・・・と個人的には思いました。
ミサトに関してはネット上でボロクソ言われてましたがそこまでひどくないというか、他のメンバーがいる手前多くは口にしないけどういろいろ気にしてるっぽい印象はかなりあったように感じます。非情になりきれないところ、ありましたね。それよりもよっぽどマヤの豹変ぶりの方がビックリです(汗)もう昔の印象が全くありませんもの・・・
カヲルは今回も相変わらずホモ・・・
ではなく(そうだけど)wまた死んでいくことになってしまいますが、なんかちょっと呆気無さ過ぎる気も。「破」までで見せていた強い「決意」っぽいものもあんまり感じられませんでした。あれ?これホントに同一人物?とも思ったり。
で、ストーリー全体としての感想ですが、やっぱり「序」「破」とは相当異質。全2作のようなものを期待していくと満足感は少ないでしょうね。完全に。いろいろ複線というか謎というか、そういうのが多すぎて頭を抱える感じです。でも、そこをあれこれ考察するのが楽しいってもんですね。
メモ
テレビでも序盤7分弱が公開されてますが、映画の方は微妙にセリフが違ってますね。テレビ公開版のほうはアスカが「コネメガネ(骨メガネ?)、援護!」というセリフを言ってますが映画版でなそのセリフが無く、歌を歌ってるマリを「いつまで歌ってんのよ!」と叱責してます、どこまでもマイペースなマリは健在ですね。
また、冒頭7分で現れ、初号機に取り付いてた使途っぽいのはやっぱり使途じゃなかったっぽいですね。途中でも出てきた「ネーメシスシリーズ(ネーメジスシリーズ?)」とおんなじ模様。
トウジの妹は出てきますが、ほとんど出番なし。残念・・・
考察?
さて。私はとんでもなくエヴァに詳しいわけでもないので他のサイトで掲載されているようなものすごい考察は出来ませんが、やはり今回の「Q」はいろいろな「違和感」を覚える作品だったことは事実です。全開「破」の最後では初号機をトリガーとしてサードインパクトが発動しそうになったところをカヲルのマーク6が空から飛来してカシウスの槍?を突き刺して止めたはずでした。そして「今度こそ君だけは幸せにしてみせる」というセリフで終わってます。
なのに「Q」では「ニアサードインパクト」が起き、そのため世界は滅ぶ寸前まで行ったということになってます。そのあたりのいきさつをカヲルから聞かされ、シンジ呆然みたいな流れでしたが、やっぱりここは不自然な感じが否めません。「破」では確かにカヲルがサードインパクトを止めたという描写に取れますし・・・
・・・で、映画を見て思ったのですが、カヲルが語った14年前の話の中(破のラストの映像が少し入る)には、初号機がサードインパクトを発動させたあたりの映像は出てくるのですが、その後カヲル本人が行った介入に関する描写が全く無く、カヲル本人も全くそのことには触れないというところがあまりにも不自然。何かしらその部分に話が触れてもいいだろうに何故??というところがものすご気になりました。
おまけにミサトたちもマーク6のことに全く触れてないし、完全にシンジのせいで世界滅んだ的な認識になっている気がするし。ここでも確実にマーク6の介入に関して何かしら話があってもいい気がするのにまるでなし(話す必要もないというだけだったのかもしれないし、その描写が無かっただけかもしれないけど)。
既に他の考察記事なども読みましたが、その中でもQの話は「実はストーリーがループしていてQは序の前の話では?」という話が出ています。
つまり「序→破→Q→シン」ではなく、「Q→序→破→シン」という時系列になっていて、一度シンジを助けることが出来ずに死ぬことになったカヲルがどういう手段かループして「今度こそ君だけは幸せにしてみせる」といっているのでは?という気がしないでもありません。というかそういう流れだとなんかしっくりするという印象と、単純に個人的な希望でもありますが。
Qの冒頭7分弱の映像の最後で「お帰り、碇シンジ君」という言葉を口にするカヲルが出てきますから、当然このカヲルはシンジのことを良く知ってるという感じもしてましたが、よくよく考えればただ名前をゲンドウたちから聞いて知ってるだけ・・・と考えれば、Qに出てくるカヲルがループ前のカヲルという形でもしっくり来る気がします。
そう感じさせるほど今回のQはものすごい違和感を感じます。なんか作画も妙に破までとは違ってる気がして、カヲルに至っては「序」「破」よりも旧エヴァの頃のデザインに近いような気がするし。まあ単に破から時間が経ってて作が自体がちょっと変わっちゃった、という気がしないでもないですが・・・でもエヴァとなるとそういう部分にも意味があるんじゃないだろうか?という気がしちゃいますね。
他にもマリは一体何者なのか?とか。
破までのレイは今どこにいるのか?とか。
なんでゲンドウはゴーグルしてるのか?とか。
加持さんどうなった?とか。
トウジ・ケンスケたちはどうなった?とか(死んでそうだけど汗)
次回のタイトルの最後に書かれている記号の意味は一体何?とか。
ともかく考えれば考えるほど分からない・・・という印象のQ。
次回の「シン・エヴァンゲリオン」で全て真相が明らかになれば良いのですが・・・
とりあえず、Qはもう一回見てみたいなという状態です。
はっきり言って消化しきれない(汗
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2012年11月19日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:エヴァンゲリヲン新劇場版